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ハンドリングの反則

先日受けた講習会で、ハンドリングについての解釈の解説がありました

映像を見ての講義でしたが、事象としては

1 PA内でデフェンス選手がスライディングし足を伸ばす(体を投げ出すような形)

2 攻撃側選手がサイドからセンタリングをあげる

3 センタリングのボールがDF選手の伸ばした足に当たり直接DF選手の投げ出し伸ばした手に当たる

 

というものでした。競技規則として一般的に周知されているのは「次のようにボールが競技者の手や腕に触れた場合は、反則 ではない:

◦ 競技者自身の頭または体(足を含む)から直接触れる。」という部分だけだと思いますが、今回のケースは引用文のうち下線部太字の「競技者が意図的にボールをプレーしたのち、ボールがその競技者の手や腕に触れた場合」に該当するためハンドリングの反則として処罰されるそうです。

 

プレーヤーであったり、指導者がここまでルールブックを読んでいるとは考えにくく、混乱が生じるのではないかと危惧してしまいます。ルールの周知もそうですが、運用の周知というのも併せて大事であると感じました。

 

引用ここから

ボールを手または腕で扱う
ハンドの反則を判定するにあたり、腕の上限は脇の下の最も奥の位置までのところとす る。
競技者が次のことを行った場合、反則となる。
◦ 手や腕をボールの方向に動かす場合を含め、手や腕を用いて意図的にボールに触れ る。
ゴールキーパーを含め、偶発的であっても、手や腕から相手チームのゴールに直接得 点する。
◦ 偶発的であっても、ボールが自分や味方競技者の手や腕に触れた直後に ・ 相手競技者のゴールに得点する。
・ 得点の機会を作り出す。
◦ 次のように手や腕でボールに触れたとき
・ 手や腕を用いて競技者の体を不自然に大きくした。
・ 競技者の手や腕が肩の位置以上の高さにある(競技者が意図的にボールをプレーし
たのち、ボールがその競技者の手や腕に触れた場合を除く)。

これらの反則の範囲は、ボールが近くにいる別の競技者の頭または体(足を含む)から競 技者の手や腕に直接触れた場合でも適用される。
これらの反則の範囲を除き、次のようにボールが競技者の手や腕に触れた場合は、反則 ではない:

◦ 競技者自身の頭または体(足を含む)から直接触れる。
◦ 近くにいた別の競技者の頭または体(足を含む)から直接触れる。
◦ 手や腕は体の近くにあるが、手や腕を用いて競技者の体を不自然に大きくしていな
い。
◦ 競技者が倒れ、体を支えるための手や腕が体と地面の間にある。ただし、体から横ま
たは縦方向に伸ばされていない。
以上引用